皆さん、ここ最近、CMなどで『 5G 』という言葉をよく聞いたり、見かけませんか?
意外と知られていない『5G』について、この記事で紹介します!!
読み方
5Gは『ファイブジー』と読みます。
5Gって何?
5Gの『G』は、『Generation(=世代)』の頭文字で、5Gとは『第五世代移動通信システム』を指します。
移動通信システムとは、日々皆さんが利用しているスマホのような移動可能な端末に関する通信システムのことです。
このシステムは、日々研究や開発がされていますが、目覚ましく進化を遂げたタイミングで世代を切り替えて呼ぶことで、区別されてきました。
2021年の今では、5Gはかなり普及されてきましたが、2020年の3月から日本では、都心部を中心にサービスが開始されました。
1G~5Gの違い
それでは、1G~5Gの違いを見ていきましょう。あまり詳しすぎても嫌気がさすと思いますので、簡単に紹介します。
・1G
アナログ通信の携帯電話の世代です。携帯電話が初めて普及した時代のシステムです。1980年代~1990年代に普及していたサービスです。その時の携帯電話のサイズは、今では考えられないほどの大きさでした。
・2G
デジタル無線による携帯電話の世代です。1999年にNTTドコモが2Gの携帯電話を販売開始しました。このころから、片手に収まるサイズへと変化します。
デジタル無線技術によって1Gよりも通信が高速になり、加えてメールなどのデータ通信が容易になりました。
・3G
従来の1Gや2Gは、その技術が地域ごとに個別で開発されていたため、今のようにどこの地域でも通信が可能ではありませんでした。
この問題を解消すべく、2000年にITU(国際電気通信連合)が標準化をしたのが3Gです。
また、2Gに比べ、データ通信速度も大幅に改善されました。
・4G
更なる通信速度を実現した世代です。2012年ごろからサービスが開始され、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる通信技術で、結果としてスマホ用で主に利用されました。
この記事を書いた2021年冬でもまだ、4Gは多数利用されています。
3Gの約5倍の通信速度をもつといわれており、高画質の動画や画像、高音質の音楽など、あらゆるデータの通信が高速で実現可能となりました。
・5G
4Gよりさらに高速通信を実現した世代です。高速・大容量、高信頼・低遅延、多数同時接続の三つを軸とし、大きな技術革新をもたらすといわれています。
2020年より、日本でサービスが開始されました。
通信速度は、4Gに比べ、最大で100倍を誇るといわれています。
『G』に注意!!
この記事で紹介しています5Gの『G』は『Genaration』のことです。
携帯電話(スマホ)の利用明細等をみると、通信容量の単位として『B(バイト)』が使われますが、今では、ほとんどが1,000,000,000 B以上の大きさで利用されるため、見やすく表記するために『G:ギガ(=1,000,000,000)』が使われます。つまり、1,000,000,000 B=1 GB となります。
口頭では特に、単位を省略して、例えば「今月の通信量5ギガだったわ」などのように『バイト』を省略して言うことが多々ありますので、混同しないように注意しましょう。
ラインドットデザイン
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