
「プラットフォーム」は、台、壇、舞台、乗降場という意味を持つ一方で、ビジネスシーンでもよく使われる言葉でもあります。
今回はビジネスシーンにおける「プラットフォーム」をご紹介します。
プラットフォームとは?
プラットフォームとは、台、舞台を意味する「platform」を語源とした言葉です。
IT用語では、サービスを動かす上での土台や基盤となる環境を指します。
ITシステムでは、ソフトウェアを動かすOSがプラットフォームになります。
具体的には、WindowsやAndroid、iOSといった物が挙げられます。
同じプログラムを動かす際は基本的には同じプラットフォームでなければ動かすことができません。
プラットフォームに似ている言葉「インフラ」との違い
プラットフォームと似た言葉で「インフラ」という言葉があります。
プラットフォームと同様に基盤や土台と言う意味を持っていますがインフラは施設や設備といった生活に必要不可欠であることを強調する表現をする際に用いられます。
OSが異なっていても動作する「クロスプラットフォーム」
クロスプラットフォームとは、OSやハードウェアに依存することなく動作するプログラムです。
マルチプラットフォームとも呼ばれており、近年はスマホアプリなどで注目を集めています。
従来のアプリでは1つのプラットフォームで動くように作られるのが一般的でしたが、マルチプラットフォームにすることで、様々なOSに対応したアプリを作ることができます。
これにより開発側の負担を軽減することが可能になりました。
近年のアプリでは市場を限定させないため、クロスプラットフォームで作られているアプリが数多くリリースされています。
なぜクロスプラットフォームが普及したのか
クロスプラットフォームが注目を集めるようになったのはスマートフォンの普及によるものと考えられています。
スマートフォンのOSはiOS、Androidの2つが主流であり、このそれぞれのシェア率が高かったため、どちらのOSでも動作するアプリケーションが求められるようになりクロスプラットフォームでの開発が増える結果になりました。
IT時代の戦い方「プラットフォーム戦略」について

プラットフォーム戦略は、お互いに関係するグループの需要を橋渡しする戦略です。
数多くの商品やサービスを企業から集め、広い経済圏を築くことができます。
消費者が1つのアカウントを作成するだけで、様々なサービスを利用できるのが特徴になります。
業界、業種問わずプラットフォーム戦略を行っており、数多くの成功事例があります。
Amazonや楽天、LINEなどがこのプラットフォーム戦略に該当します。
まとめ
皆さんはプラットフォームの正しい意味を知っていましたか?
間違えて使っていると、会話に齟齬が生まれてしまうので、きちんと意味を理解しておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。